ユニフォームはパジャマ

メンタルが弱いオタクの雑記帳。

大学時代に先生によってつけられた心の傷のはなし

2年前くらいに結婚したいとこがお母さんになったそうです。めでたい!

退院したら顔を見にいく予定。

 

最初のほうの記事に書いたフラグを早々に回収します。

わたしの夢は簡単に言うとお嫁さんとお母さんです。

でもその夢を大学時代にある先生に全否定されました。そのはなし。

 

あれは4年のときの春でした。

1年のころからとにかく単位が足りなくて、年に2回くらい学科の先生と「これからどうするの?」みたいな面談があったんですね。(そのたび「もうほっといてくれ~」と思ってました)

その恒例の面談でのことです。担当は(これが驚くことに)女性の先生でした。

内容は毎回同じで、「単位足りないけど……」「いまどのくらい授業出てる?」「なんで来られないの?」などなど。

ちょっとメンタル面に問題抱えてて……というはなしはあまりしたくなかったのでいつも通り適当に答えてました。ただ、「これからどうするつもり?」には「4年で単位取りきれなかったら辞めるつもりです」と言いました。これは親とも相談して決めてたので。ずるずる在籍し続けてもお金がもったいないだけだし。学校に未練もないし。

「辞めてどうするの?」

「働きます」(そうするしかないからね)

そう答えた瞬間。もう豹変です。

「本当にそれでいいと思ってるの。アルバイト生活なんて、社会に使い捨てにされるだけ」

まずこんなことを言われました。語調からなにから、さっきまでと大違いでした。

まあ、これだけならわたしのことを思ってくれているのだなぁと思えたかもしれません。これだけならば。

「それでその後はどうするの」

「いつかは結婚したいです」

「それはいまの話と地続きじゃない」

……いま思えば確かに会話はいまいちかみ合ってませんね(笑)でもこれがわたしの夢なわけですから。

いまの時代、同年代と結婚して専業主婦なんて無理、父親くらい年上じゃないとやっていけない。そんなことを言われました。

それから、当時わたしは某赤ちゃん用品店でバイトをしていて、夕方からとはいえ1年ほど続いていたのですが、それを受けて

「学校には来られないのにバイトは行けるんだ」

と嫌味を言われました。

このあたりからわたしの心は傷つき始めました。

わたしにとって、バイトが1年も続いたというのはとても大きなことでした。学校にはあまり行けてないけど、ちゃんとバイトはできてる。これはかなりの自信につながっていました。それなのに。

そして、いまでも忘れられない、衝撃の一言を受けました。

学校に行けないのは朝が苦手でなかなか起きられないとからだという話をしていたためか、

「遅いときは何時頃起きるの?」

「11時とか……」(ちょっとサバ読みました。本当はもっと遅いです)

「そんな11時過ぎまで寝ているようなひとに子供は育てられません」

結婚をして、専業主婦になれるかはともかく、お母さんになりたいという夢があるわたしには、この一言はショック以外の何物でもありませんでした。

ここで泣いたら負けだ。その気持ちだけで必死に涙をこらえていました。

その後の会話は覚えていません。とにかく泣くまいと精一杯でした。

面談を終えて、研究室を後にして、すぐに家に帰りました。とてもじゃないけれど授業を受けられるような心境ではなかった。

家に帰って、母の姿を見て、そこで我慢の糸が切れました。

泣きました。涙が止まりませんでした。

悲しくて悲しくて仕方ありませんでした。なにも言い返せなかったことも悔しかった。

わたしに母親になる資格はないのだろうか。

頭の中をその言葉がずっとぐるぐるしていました。

しばらくはバイトもつらかったです。陳列フックから落ちてしまった赤ちゃん用の肌着を拾いながら、「わたしはこれを買いに来ることはできるのかな……」と思いました。

できることなら、法的手段に出たかった。

学校名や名前を出してネットで炎上させてやりたかった。

そのくらいつらい思いをしました。

結局できたことは、学校の各種ハラスメント相談窓口にメールを送ることくらい。それがどう処理されたのかはわかりませんが。

「大丈夫、そのときになればちゃんとできるよ」

「お母さんは赤ちゃんの泣き声に反応するようにできてるから」

「世の中にはいろんな生活スタイルの夫婦がいるから気にすることない」

「(ウィキペディアかなにかでその先生の情報を見ながら)○○大学××学部出身の女は頭おかしいから」

母、友達、学校のカウンセラーの先生、病院の先生、たくさんのひとに相談して、たくさん励ましてもらいました。

それで立ち直れた……とは言えませんが。

いまでも忘れられなくて、悲しくて、こうしてときどき思い出しては涙が出そうになります。

仮にも女子大の職員が、女性の生き方をこんな形で否定していいのでしょうか。

このブログに書いたことでなにかが変わるとは思えませんが。

それでも言いたい。

あなたの言ったことでわたしはひどく傷ついたし、つらい思いをしました。わたしはあなたを許せません。

 

宝くじでも当たったら法的手段に出てやろうと思います。もう遅いかな~